メディア紹介

『日本だんじり文化論』の取材記事が新聞に掲載

先日、弊社代表の森田玲が淡路で取材を受けた内容が新聞記事(神戸新聞・淡路版)になりました。国生みの島・淡路は「だんじり(地車・太鼓台)文化」を考える上で不可欠な地域です。

森田玲『日本だんじり文化論-摂河泉・瀬戸内で育まれた神賑(かみにぎわい)の民俗誌』(創元社)では、淡路島のダンジリについて、江戸期の文献、絵画史料、写真を多く用いてページを割いております。是非ご覧いただければ嬉しいです。

書籍の詳細・通販

篠笛文化研究者オンラインストア→ こちら
創元社→ https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4261


また、宗教と文化の専門新聞「中外日報」でも『日本だんじり文化論』の書籍紹介をいただきました。

Web版でもご覧いただけます。
→ https://www.chugainippoh.co.jp/article/kanren/books/20210716-003.html

〈筆者注〉

・11行目
川御座船とは参勤交代で淀川に使った「動く武家屋敷」で、
→ 川御座船とは朝鮮通信使や琉球使節の送迎、参勤交代で淀川を往来した「動く武家屋敷」で、
※川御座船は書院造の二階建て構造

・後ろから7行目
ただ形状から船体自体を略した理由は「未解決」とする。
→括弧付きで「未解決」としてただいていますが、より正確には、本文では、地車は、俄(ニワカ)的なボケの趣向で、あえて初めから船体を持たせなかった可能性が高いと示唆しています。